コルセットを上下逆さまに着用しないようご注意ください。
特に、ミニコルセットは上下のシルエットがよく似ています。
バスク金具の向きや本体裏側のブランドタグの向きなどを確認していただくと見分けやすくなります。
(1) 編み上げの中央あたりに、左右のリボンをクロスしていない箇所(リボンが長い輪になって出ている箇所)があります。
この近くから上下の端へ順にゆっくりリボンを引いていきます。
(2) ある程度開いたら、図のようにウエスト辺りを持ちます。
やさしく両手を交互に上下に動かすと、だんだん編み上げ部分の幅が広がります。
自分のウエストよりも大きくなるように十分に広げてください。
★ポイント★ はじめから(2)の方法で開こうとするより(1)の方法で少し編み上げリボンにゆとりをもたせてからの方が生地への負担が減り、傷みにくくなります。 また、後ろ身頃に合皮・フロッキー加工・レース重ねデザインなどデリケートな素材を使用しているコルセットは(2)の方法を使わず(1)の方法だけで広げることをおすすめいたします。 |
背中当て布を一緒に持ってあてると、この後編み上げを締める際に整えやすくなります。
(デザインによっては背中当て布が無いコルセットもございます。)
編み上げの開きが足りない場合は、無理にバスクを留めようとせず開き直してください。
バスクを留める際は、上下からではなく中央(ウエストあたり)から留めるようにするとすべての金具を留めやすいです。
前中心とくびれの位置を整えます。
(1) リボンが長い輪になっている部分を持ち軽く引っぱります。
これである程度締めることが出来ます。
(2) 輪になっている部分の上側のリボンを引くと上側の編み上げが締まり、
下側のリボンを引くと下側の編み上げが締まります。
(3) 左右のリボンが交差している箇所を順に引いて全体の調整をします。
慣れていない方は、鏡を見ながら行うとスムーズにできます。
この時、編み上げリボンの輪の部分が引っぱられないよう押さえておきます。
全体の様子を見ながら(1)(2)(3)の方法を繰り返して調節してください。
締め付けが強くなる前に、途中で背中当て布も引いて整えると仕上がりが綺麗になります。
<<注意>> アビエタージュのコルセットは、軽く締めただけでも綺麗なくびれのラインが出るように作っております。 コルセット着用の際は力任せに締めるのではなく、ご自分に合ったサイズを選び無理のない範囲で締めてください。 体調不良を感じられたらすぐに着用をおやめください。 また、ダイエットや肋骨の矯正を目的とした使用はおやめください。 |
全てのリボンの長さを揃えるようにして結ぶと綺麗なバランスになります。
コルセットを外す際は編み上げを十分に緩めてからバスクを外してください。
きつく締めた状態のまま外そうとすると生地への負担となります。
リボンが交差している部分を引いていくと少しずつ緩んできます。
ある程度余裕ができたら後ろ身頃を左右に揺らすと楽に開くことができます。